早くていいなあ

久しぶりの友人から連絡。

来週、ワクチンの1発目を打つとのこと。うらやましく、早くていいなあ!と答えた。副反応への不安。接種後は休みをとりたいねとか、やりとりを楽しく終えたのち、「やばい疫病から身を守るための注射」をトピックに日常会話が弾んだことを思う。なんちゅう世界に生きてるんだ、とすこしぼんやりした。

役者やればいいのにね

なかなか売れきらないおわらいさんについて、つい「演技は良いんだからもう役者やればいいのにね」などと言ってしまう。

おわらいさんはおわらいが好きでやってるはず。また役者にも売れたいけど売れない人はたくさんいるはずで、違う畑の人がヒョイと来てサクセスする世界ではないよね。失礼な発想です。それはそうと、あの人とかあの人とか、演技は良いんだからもう役者やればいいのにね。

倍速とかファスト映画とか

若者の映像コンテンツの楽しみ方。ここまで娯楽にまみれた世界に生まれちゃった若者が、初手からじっくりしっかりいけるわけがない。掃いて捨てるほどある映画の中から自分が好きになれそうなものに辿り着くのって、正攻法では人生が間に合わない。

倍速視聴や便覧としてのファスト映画というのは、要するに出会いのブーストだ。自分の好きを見つけるためにはとにかくエンカウント数を上げなきゃならない。「ファスト映画なんぞありがたがるやつはそもそも映画を楽しまない」と言う人もいる。それは違うと思う。Tinderでスッスと左右にスワイプしてる人も、そこで出会ったひとりの人を生涯愛すかもしれないでしょ。

 

違法な動画は当然だめとして。